チラシ楽しみ! 2016.08.10

【暮らし彩り歳時記】知っておきたい「お盆」のあれこれ

フレッセイ お盆

お盆といえば、毎年ニュースでお盆の帰省ラッシュが報道されるように、田舎がある人は実家に帰省して、お墓参りをするというイメージがありますね。

 

日本では「盆と正月」という言葉があるくらい、大切にされている行事「お盆」ですが、その由来や風習について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?

 

お盆は先祖や亡くなった人をお迎えして供養する日。地方によって違いがありますが、一般的なお盆の期間は8月13日から4日間です。

 

お盆の正式な名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、インドのサンスクリット語が由来とされています。

 

日本で最初にお盆を行ったといわれているのが推古天皇で、今から1400年以上前の飛鳥時代にも遡ります。以降長い間、貴族や僧侶だけが行う特別な行事でしたが、江戸時代に一般庶民にも定着していったそうです。

 

■お盆の風習。どんなことをするの?

 

【お盆前】
お盆でご先祖様を迎える前に、お墓や仏間を掃除して、盆飾りやお供えを用意します。盆飾りは、提灯や精霊馬が有名ですね。

 

キュウリとナスで作る馬と牛は、精霊馬(しょうりょううま)、精霊牛(しょうりょううし)といい、ご先祖様が家に帰るために乗る乗り物とされています。
キュウリの馬は「早く家に帰ってこられるように」、ナスの牛は「お供え物をたくさん積んで、ゆっくり帰れるように」という意味が込められています。

 

フレッセイ お盆

 

キュウリやナスに爪楊枝や割り箸をさすだけなので、とっても簡単に作れます。
お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょう? お盆の行事がより身近に感じられると思いますよ。

 

【迎え盆】
13日の夕方、玄関先や庭先で迎え火を焚いてご先祖様を迎えます。提灯を持ってお墓参りに行き、ご先祖様をお迎えするところもあります。

 

【送り盆】
ご先祖様が無事に帰れるように送り火を焚いて送り出します。迎え盆と反対に、提灯に火を灯してお墓に送るところもあります。精霊流しで送り出す地域もあります。

 

地域によって、日程や風習は様々ですが、ご先祖様を敬う気持ちは一緒です。日本の伝統的な風習、いつまでも残していきたいですね。

bunner

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