ロコモ予防で生涯現役！「生涯現役サポートプログラム」に潜入！その３

 

 

超高齢化社会に向かう日本において、平均寿命と健康寿命の差を短くしていつまでも元気で活き活きと暮らすことが重要となっています。

 

食育にも力を入れているフレッセイでは、食卓から「ロコモ予防」を呼びかけています。

昨年から連続して行われている「生涯現役サポートプログラム」の第３回目のセミナーが１月27日(土)に行われたので、参加してきました。

 

↓↓↓前回の「生涯現役サポートプログラム」の内容はコチラ

http://fressay.co.jp/journal/201705-9/

http://fressay.co.jp/journal/201708-7/

 

このプログラムは、明和学園短期大学主催、味の素株式会社後援、ILSIジャパン上毛新聞社協力のロコモティブシンドローム予防セミナー。昨年５月から全３回に渡って行われ、県内の50～70代の50名が参加しました。

 

 

 

最終回である第３回のテーマは『おいしく、楽しく、無理なく』。

 

前回の講座から間があったこともあり、以前の講座の内容の復習から始まりました。

 

 

ロコモ予防には早めの対策が大切！

特に『食と運動』両方の習慣付けが一番重要なポイントとなります。

 

運動器の障害が原因で寝たきりや要介護のリスクが高まるロコモティブシンドロームを予防するためには、筋肉維持がポイントとなります。

40代を過ぎた頃から加齢による筋肉の減少は加速し、特に60代以降は急激に筋肉が減っていきます。

 

しかも、筋肉は体内でのたんぱく質源供給貯蔵庫となっており、毎日たんぱく質を補給していないと、筋肉からどんどん使われてしまいます。このため筋肉維持には、運動に加えて食事からのたんぱく質補給を意識することが大切なポイントとなります。

 

そこで注目したいのが『朝食』。簡単にすましやすく、たんぱく質が不足しがちです。

前回の講座でも朝食でたんぱく質を摂ることの必要性をお話していましたが、

こちらでも繰り返しお話してくれました。

 

とはいえ、朝からそんなにしっかり食べられないよという人におススメしたいのが、『汁物大作戦』！

 

汁物に含まれる「出汁」のうま味は、身体の中でおいしく食事をとる準備を整えてくれます。さらにお肉や野菜を入れて具だくさんな一品にすれば、不足しがちな栄養の補給がしっかりできます。

味の素㈱の『レシピ大百科』にはたくさんの具だくさん汁物レシピが掲載されていますので、参考に朝食を考えてみると良いですね。

 

前回の復習を一通り終えると、３回目のテーマ『おいしく、楽しく、無理なく』のお話に。楽しく食事を食べる提案をして頂きました。

 

まずは『共食』。

１人で食べる食事より、みんなでコミュニケーションをしながら食卓を囲む方が食事に気をつかうようになるそうです。また偏食を減らすという意味でも共食は有効なんだとか。

 

そして『行事食を楽しむ』。

日本には行事によって色々な食べ物を食べる習慣があります。

四季を感じながら、楽しんで旬のものを食べることは健康にとっても有意義です。

 

最後に『シェア弁』。

１人がおかず１品ずつ、たんぱく質を含めて2種類以上の食品群から食材を選んで作り、みんなで持ち寄って食べるというシェア弁。

味の素㈱がＯＬさん達に向けて提案しているそうですが、ロコモ対策にも活用できそうです。

 

食事の大切さを学んだところで、次は運動です！

日常で簡単にできる運動の実践練習を行いました。

 

 

 

運動後は第１回で行った歩行速度測定。

 

 

 

 

 

皆さん、第1回目からの講座をきっかけに普段から運動を心掛けているようで、前回よりも良い結果がでていたようです。

 

最後はお楽しみの、味の素㈱「勝ち飯®」の試食会。

「勝ち飯®」とは、頑張っている様々な人の目標をかなえるカラダづくり・コンディショニングを、三度の食事と捕食で実現する栄養プログラムです。長年の味の素㈱の食とアミノ酸研究、「ビクトリープロジェクト®」の知見により、おいしく無理なく、目的に応じた栄養を摂ることができます。

＊「勝ち飯®」は味の素(株)の登録商標です。

 

 

 

 

・豚肉と野菜の炒め煮

・じゃがいもと根みつ葉のきんぴら(今回は葉みつ葉使用)

・豆腐と貝割れ菜のみそ汁

 

汁物を含んだボリューム満点のメニューです。

どの料理も身体の中から元気になれるメニューで美味しそう！

 

 

 

 

皆さん運動を頑張ったので、美味しさも格別です！

 

ロコモ予防の大切さ、実際の予防法をわかりやすく実践を含めて教えてもらえた充実の全３回のプログラムでした。

フレッセイジャーナルでは、今後もロコモ予防にピッタリのレシピや体操などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。